音の正体 | |||
音の源 | |||
物体が振動すると、その周囲の空気が振動によって押されたり引かれたりして、密と疎の層が発生します。 | |||
振動によって生まれた空気の層は、波紋のように空気中に広がって行きます。空気の波紋を鼓膜が感受すると、私たちはそれを音として聴きます。 | |||
音の高低 | |||
振動のスピードが速いほど、空気の層は細かくなります。
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振動が速い高い音 | |||
振動が遅い低い音 | |||
音の大きさ | |||
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高さの安定した音と不安定な音 | |||
規則正しい振動 | |||
振動が毎秒何回というように規則正しく繰り返すと、音の高さは一定に安定します。 毎秒の振動数を周波数といい、Hz(ヘルツ)という単位で表します。 たとえば、440Hz(ヘルツ)の音は、現在標準的に使われるラ(吟詠では1本)の高さです。 |
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不規則な振動 | |||
高くなったり低くなったりを繰り返すサイレンの音は、振動が速くなったり遅くなったり変化していることになります。 振動数の変化が更に不規則になると、私たちの耳がその変化に追いつけなくなり、音の高さが判断できなくなります。 たとえば雨音、波音、風音など、私たちの周りには高さの不鮮明な音がたくさんありますが、それらは振動が非常に不規則な音ということになります。 |
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可聴限界 | |||
人間の聴覚には限界があり、あまりにも高い音、あまりにも低い音は明確に聴き取れません。 高さのある音楽の音として聴き取れる範囲(可聴限界)は、一般的には20Hz〜2万Hzくらいとされています。 |
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