| AIというもの |
私の長年にわたる音楽活動は、主にシンセサーザー・PCを使った楽曲作りです。
私がシンセサイザーで楽曲作りを始めた頃は、シンセサイザーやPCソフトの開発がようやく普及しかけた時代で、各社の技術の進展を心待ちにしながら、時々において最大限の可能性を試しつつ創作を行っていました。
そんな活動において、常に自問し続けたことは、私の音楽は所詮電気的偽物の音楽ではないか、という問でした。
時代が経って近年では、DTM(デスクトップ・ミュージック)、すなわち自分のパソコンだけで作曲からCD作りまで全行程を行うのがごく普通の事にまでなりました。
更に最近では、音楽製作の要である作曲・編曲・ミキシングをAI(人工知能ソフト)が行ってくれる・・・という時代が始まっています。AIの領域は音楽だけではなく、映像も含め、人間の芸術的創作活動全般を網羅しつつあります。
このような状況を目にすると、私の音楽創作は、創作の要の部分では自分の脳が主体であり、今では逆に時代に逆らう方向を維持しようとしている、とさえ思えるのです。
古今東西、芸術・芸能の世界では、ライバルの存在がが己を成長させてくれたわけですがが、21世紀はAIがライバルとなる時代になるかも知れません。
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