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吟詠伴奏曲

書懐 後半

 
   書懐 後半  
   西郷南洲  
  一葦纔に西すれば大陸に通ず
鴨緑送る処崑崙迎う
秋草漸く老いて馬晨に嘶き
天際雲無く地は茫々
嗚呼予二十七将に一生の半ばを終らんとす
肺肝其れ能く何れの処にか傾けん
感じ来たって睥睨す長風の外
月は東洋より西洋を照らす
 
伴奏曲 4本
 
伴奏曲の解説
この伴奏曲は前奏が20秒あり、そのまま流れ込むように吟詠の伴奏に入りますので吟じ始めのタイミングが分かり難いかも知れません。

 
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