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歌曲吟詠 如意輪堂 |
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作詩:大茂木慶山 |
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ここは吉野の如意輪堂
花の台の御寺なり
桜の如き散り際に
楠木正行 名をとどむ
(和歌 楠木正行)
かえらじとかねて思えば梓弓
なき数に入る名をぞとどむる
(芳山帯刀抜粋 元田永孚)
北の方四条を望めば妖雰暗し
賊将は誰ぞ高の師直
渠が頭を得ずんば臣が頭を授けん
皇天后土臣が臆をかんがみよ
花は吉野の山桜
正行公の名も高く
床しき御堂旅人の
足を留めん 今もなお
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伴奏曲 8本
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歌曲の部分は吟詠八本の音域に合わせた調にしてあります。
和歌は繰り返し無しでそのまま漢詩に入ります。
歌曲吟詠としているのは、歌部分を歌曲的な歌い方にしていただきたいという意味からです。 |
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