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レポート

プラハを出発 Leaving Praha 2007.3.30

 
  プラハで3泊しましたが、実質的には2日間、内1日は公演でしたので本当にあっという間でした。マレックさんたちは昨夜何時に帰宅できたでしょうか。

旅の後半をハンガリー・コースで申し込んだのは私を含めて52名、東日本グループと西日本グループに分かれてバス2台でプラハを離れます。スロバキアを経てブタペストまで約8時間、大阪〜東京くらいの距離だそうです。
ボリスさんが見送りに来てくれました。彼は明朝帰国するそうです。今日はクラブのメンバーたちへのお土産を探すようです。来月には彼等の町の春のフェスティバルが開催され、今年もクラブハウスに幾国かのグループを迎えます。
   
  スロバキを経て By way of Slovakia
  バスで国境を越える際には、検問所の役人が車内に乗り込んできてパスポート検査をしてくれました。私は初体験でした。添乗員の話によれば、すんなり通れることもあれば、手間取ることもあるとのこと、要するに検査員の気分次第・・・のようです。
スロバキアに入り、トイレ休憩の時、コンビニでガムを買おうとしてうっかりチェコ・コルナを出し、愛想なくつっかえされました。
チェコはチェコ・コルナ、スロバキアはスロバキア・コルナ、そしてこれから行くハンガリーはフォリント、その都度両替が必要になります。ほとんどの店でユーロは使えるのですが、釣銭はその国の通貨で返ってきます。
   
  首都ブラチスラバのドナウ川のほとり、ミハエル門近くのレストランで昼食でした。バスを降り、レストランへ行く途中の広場で、ちょうど子供たちによる民族的イベントが始まることろでした。
チェコとスロバキアが分かれたのは1993年ですから、この子たちはそれ以降の生まれになるでしょう。プラハが観光都市として成功しているのと比較すると、スロバキアの首都はややおとなしい街に感じられます。
   
   
   
   
  食事の後の自由時間にさっきの広場の出店を見物していると、スロバキアの笛を売っている店が何軒かありました。一軒の店で、少し吹き方を教えてもらいました。店の青年は、私が買わないと言っているのに親切に教えてくれました。
帰国してからインターネットで調べると、この笛はスロバキアの羊飼が奏でるシャパーズパイプ(フヤラ)という笛だそうです。もう一種類はスロバキアンパイプという縦笛でした。フヤラは倍音を用いて奏でると、とても面白い音色がしました。詩吟にはちょっと使えませんが・・・