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レポート

プラハ観光 Praha 2007.3.28

 
  プラハの2日目もいい天気でした。関西より少し寒いという情報でしたので、厚手の上着をトランクに詰め込んで来たのですが、どうやら無駄になりそうです。
数名の先生方には市庁舎への表敬訪問と、市街地におけるデモンストレーションがあります。幸い私はフリーにしていただいたので、観光をさせていただき、ボリスさんも同行させてもらうことになりました。
観光コースは、ほぼ定番と思いますので、内容は省略します。
   
   
お上りコンビ
   
   
聖ヴィート教会
   
教会のパイプオルガン
  今の時期はヨーロッパの学生の旅行シーズンに当たるようで、市内は中学生や高校生のグループで賑わっています。
プラハ空港で、日本グループの荷物をバゲージクレームから降ろして並べていると、我々の隣で大はしゃぎしながら荷物を待っている高校生らしいグループの一人の女生徒が、日本語のシールが張ってある我々の荷物に興味を持ったのか、親しげに近付いてきます。「これ全部僕の荷物だよ」と冗談を言ったりしていると、彼女は友達を呼んで来て「ニーハオ!」と挨拶してきました。「僕は日本人だけど、君達はどこから?」と聞くと、「ミラノ!」と答えて仲間のところへ走って行きました。学生たちの団体はとりわけハイテンションです。

日本からのツアーよりも韓国や中国からの観光客が断然多いように感じます。日本からはどの国への旅行が人気なのか添乗員さんに尋ねると、最近では、中国、韓国、次ぎにアメリカだそうで、ヨーロッパ方面へは案外少ないという話でした。

様々な国の言語が入り混ざった街のざわめきは、もうすぐ始まる「プラハの春」音楽祭の序奏のようにも聴こえました。
 
   
   
   
   
   
  スメタナホールのある市民会館の1Fレストランで昼食。
午後、会館の傍のカラクリ時計台のある市民広場の仮設舞台で、吟剣詩舞のデモンストレーションが行なわれました。
広場にはたくさんの屋台が並び、時計台のカラクリを見ようと、その時刻を待つ観光客も居たり・・・で、広場は人で溢れていました。
 
   
  デモンストレーションの後、いわゆるショッピング・タイムになったので、集合時刻までボリスさんと二人でその辺を散策することにしました。
ボリスさんは前日この周囲を歩いていて、観光コースにはない場所を案内してくれました。
    
   彼が「昨日、おいしいコーヒーショップを見つけたので、その店で一服しませんか」と先導してくれるのですが、途中で道が分からなくなり、あっちだったかな、こっちだったかなと歩いていると、偶然映画のロケに出くわしました。戦時中の映画を撮っているらしく、周りを見ると、その当時の服装をしたエキストラやクラシックカーが待機していて、その真中で監督助手らしき女性がハンドメガホンを手に大声で指示を出しています。
  少し見学した後、彼の目的の店とは別の、川沿いの小さなショップを見つけて入りました。その店のエスプレッソは私の好きな味でした。開放的なガラス窓からの景観も良く、少しのんびりと話ができました。

夜、ホテルにおいて、明日の公演についての世話人の打ち合わせ会があり、つづいて全員が一堂に会して結団式が行なわれました