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レポート

関空からプラハへ Arrival at Praha

 
  今回は、西日本、関西、中部日本、東日本などから総勢223名の参加となり、班に分かれて行動します。それぞれの班は出発空港も航空会社も異なります。我々の班はKLMオランダ航空で、関西空港からアムテルダムを経由してプラハに着きます。
今年から液体物機内持ち込みの規制が厳しくなっていて、その点は少し不便に感じました。 
  私がチェコ・チームと知り合えたのは、ドイツ・バーリンゲンのフローメルン民俗芸能団のお陰なので、今回のジョイントの計画を、そのメンバーであるボリスさんに伝えたところ、休暇を取ってプラハに応援に来てくれることになりました。彼が来てくれることは私にとってはとても助かります。日本のメンバーや添乗員には現地で為すべき仕事が山のようにありますので、チェコ・チームの参加に伴う事々に関して手が足りない状況は容易に予測できます。私が彼等の世話をすべきところですが、音響を任されているので、おそらく当日は持ち場を離れることができないでしょう。幸いボリスさんは彼等と顔見知りですし、私に代わって動いてもらえるからです。ボリスさんは我々の到着より一日早く、バーリンゲンから列車でプラハに入っていて、私がプラハに到着後落ち合うことにしました。
  オランダ・スキポール空港からの乗継ぎ機も遅延なく、27日の午後7時半頃プラハ空港に着きました。天候は晴れ、思いの外暖かでした。
空港からバスでホテルに到着、それぞれの部屋に解散する頃、ボリスさんに連絡を入れました。彼は我々のホテルのすぐ近くのホテルを予約していたので、程なく来てくれました。ニ年振りの再会でした。
髪型が少し変わったくらいで、以前と変わらぬ物静かな彼でした。サイドワークにスタンディング・コメディー(漫談)をやっているとは俄かには信じ難いです。もっとも風刺的な内容が主らしいのですが。
普段からメールを交わしているせいか、そんなに「久し振り」・・・という感じはしません。たぶん、彼の方も同じでしょう。
ラウンジのミニバーでお茶を飲みながら、明日以降のスケジュールについて相談しました。
 
  チェコの通貨はチェコ・コルナで、1コルナが5.6円くらい、ユーロに変わるのはまだ数年先になるようです。
我々が宿泊するヒルトン・ホテルは、ドナウ川のすぐ近く、スメタナホールからは徒歩で20分ほどの処にあります。生憎私の部屋は東向きでドナウは望めませんでしたが、川を渡る鉄道が前方に見え、線路の向こうには広いスポーツ施設がありました。
このホテルのラウンジには喫煙コーナーがあり、私のような愛煙家にはお薦めのホテルです。勿論今後どうなるかは分かりませんが・・・