芦屋雁之助・芦屋小雁兄弟
陽春特別公演
平成15年4月4日〜13日
名古屋名鉄ホール
第一部 とんてんかんとんちんかん 西部清:作・演出
吉村正人:演出補
美術:萩原章夫
第二部 ステージ・オブ・ドリーム 吉村正人:演出
小雁倶楽部HP
第一部の大道具仕込

とんてんかんとんちんかん
    Opening曲

闘病中の雁之助さんに舞台復活してほしい」・・・昨年、小雁さんから音楽の依頼を受けた時のことを思い出しながら、私は公演初日の幕開きをホール客席で家内と共に待っていました。


芦屋雁之助さん、小雁さん、そして助演された白木みのるさんといえば、私の年代にとってはお笑いTVスターの草分け的存在です。
当時のテレビ番組は当然すべて生中継でした。お聞きしますと、週7〜8本の生番組にレギュラー出演され、その他にも舞台やイベント出演など、現代のスターたちも想像できないようなハードな毎日だったようです。
いわゆる舞台上での遊び(アドリブの応酬)がすばらしい。
遊びもあまり巧妙過ぎると、観る側には遊びと判りません。観る側が遊びと判断でき、かつ面白く、しかも適切で芝居を潰さない・・・そういう技を見せられると思わずうなってしまいます。。


制作上の都合により私も顔合わせの日から名古屋入りしました。
演出の吉村さんにはこれまで何度かお世話になっていますので、暗黙の了解で仕事を進めることができました。
今回、雁之助さんや小雁さんがどのように舞台を創り上げて行かれるのか、間近で見学することができ、掛け替えのない勉強をさせていただきました。
幕末物なので殺陣の部分も多く、殺陣師の菅原利夫さんが殺陣を付けて行かれる様子も剣舞の立場から大変興味く拝見しました。
小雁さんは居合三段・杖術五段、剣舞も体験されたことがあるのですが、その実力があるからこそ、あの三枚目の立ち回りが出来るのだろうと感じました。
また、助演された大衆演劇界の若手都若丸さんも、大ベテランに囲まれても圧されることなく、その演技にはしっかりした基礎と才能が垣間見られました。



ステージ・オブ・ドリーム
   挿入ダンスナンバー
都若丸劇団などによる舞踊ショーと、芦屋小雁さん・白木みのるさん・おりも政夫さんの三人トーク&歌のコーナーで構成されています。
トークコーナーでは、テレビ放送50年にちなんで、懐かしい話と歌が繰り広げられます。
ソングシングライターとしても活躍する若丸さんの歌もあり、また4名の女性ダンサーが二部の舞台を盛り上げてくれます。振付は元宝塚の夏野陽子さんです。


名鉄ホールは、どこか旧コマ劇場や中座のような雰囲気を持つ小屋でした。
スタッフの皆さんも小屋と同じように温かみのある方々ばかりでした。とりわけ音響さんにはお世話になりました。「以前どこかで会ったような気がするのですが思い出せない・・・」音響さんも私のことをそう思っていたそうです。
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